暮しの手帖が好きです

暮しの手帖、という雑誌が好きです。２ヶ月に一度発行されますが、読むたびに新しい風が吹き抜けるような気持ちになります。

大好きだった国語の先生が読んでいると言っていたのをきっかけに、手に取り、読み始めました。高校生の私には、そぐわない内容だったはずですが、なぜかその雑誌の持っているムードというか、匂いに惹かれ、何年か、購読していた記憶があります。

就職し、結婚し、出産、子育て、と人生が、バタバタと過ぎていく中、しばらく暮しの手帖のことは忘れていましたが、子育てが一段落したある日、書店で暮しの手帖を見かけました。

懐かしい友達に再会したような気持ちになりページを開くと、そこには昔と変わらず、料理のこと、家の手入れ、手芸、健康、旅、などなど、暮らしに関する事が、決して押し付けがましくないテイストで書かれていました。あまりの「変わらなさ」にすごく嬉しくなったのを覚えています。

それから、また、購読する日々が始まりました。

毎回、書店で見つける楽しみを奪われたくないので、あえて年間購読にはしていません。

この暮しの手帖は、てくてくの休憩室に置いてあります。ご興味ある方は手に取ってみてください。