「冷え」とは、熱の生産性が低下し、血の巡りが悪くなった状態です。
その結果、体に栄養が行き渡らず、不要な老廃物が体から出ていきにくくなります。さらに、低体温により体内酵素がうまく働かず代謝が低下します。そのため、体に様々な不調を抱え、怪我や病気を招きやすくなります。
冷えによる体の様々な不調を具体的に挙げてみました。
頭痛、生理痛
肩こり、腰痛、関節痛
更年期障害、不妊
体が重い、むくむ
風邪を引きやすい
アレルギー
体臭、出血・発疹
消化機能の低下
これらが厄介なのは、本人にとっては深刻な問題なのにもかかわらず、病院に行っても異常が認められなかったり、症状に対する薬が処方されるだけで、根本的な解決に結びつかないことです。
冷えの原因となるものをあげてみます。
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お風呂はシャワーですます
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エアコンの効いた室内に一日中いる
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睡眠不足・夜更かし・不規則な生活
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食の欧米化
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あまり歩かない、運動不足
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ストレスが多い
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内臓の疲れ
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体内毒素の蓄積(薬品や添加物など)
誰もが思い当たることがあるのではないでしょうか。
これらの原因は、単独で存在するものではなく、例えば人間関係のストレスから、暴飲暴食に走ったり、冷えからくる頭痛のために鎮痛剤が手放せなくなり、それがまた冷えを招いたり、と複雑に絡み合っており、負の連鎖を生んでいると言えます。
また、自分の体の冷えに気がつかない人も増えてきています。
そこで、陶板浴がおすすめです。
積極的に体を温めることで、汗をかきやすくなり、自律神経が整います。自律神経は体温調節に関係しているので、体温調節機能の向上も期待できます。さらに、リラックスできる時間を持つことで、気持ちが前向きになり、食事を見直したり、運動を始めたりと、いわゆるやる気スイッチをオンにすることができます。
このように、なかなか抜けられない「冷え」という負の連鎖を断ち切るきっかけとして、陶板浴をぜひ利用していただきたいと思います。
そして、この冷えスパイラルから見事脱出するきっかけがつかめたら、次は生活習慣を見直しましょう。大事なのは、運動と食生活の見直しです。